日々、気づく新たな自分
- 2022.01.02
今年の書初めは「己」としました。
半紙を前にして墨で描くことばは、
毎年ふと浮かぶことばを選んでいます。
昨年は、「旬」
その前の年は、「素」
またその前は、「愛」でした。
書初めは平安時代の宮中の行事だったのが庶民にも「教育」として一般的にひろがったそうです。
まさに、”一点集中”しながら描く
白い紙の上の黒字。
わが心を表すかの如く表れる「字」です。
ふと浮かぶことばに
己を愛おしみ
相手を敬い
ともに信じる希望の道へと導く道であるように
白紙と黒の墨を手にする瞬間を、
大切に過ごす日々にしたいです。
心を白く
そして、
黒い鮮明なことば=信念を持ち続け
そこから道は開けるはずと信じながら。