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「おいしいハートを大切に」

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愛に生きる2025年

  • 2025.01.01

明けましておめでとうございます。
「昭和」から100年目の2025年を迎えました。
年末年始は健やかにお過ごしでしょうか?

昨年は元旦に起こった「能登半島地震」
あくる日2日には、羽田空港で日本航空の衝突炎上事故が起こりました。
死者はなく全員救出されましたが、機内に預けられていたペット2匹が犠牲になりました。

世界中では「ウクライナ侵攻」「パレスチナ問題」「イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘」「クルド・トルコ紛争」「シリア内戦」など、今もなお多くの戦争、紛争が起こっています。
そんな中、2024年「ノーベル平和賞」には、日本原水爆被害者団体協議会(略:日本被団協)が選ばれました。
2026年は戦後80回目の夏を迎えます。その節目を前にした受賞となりました。

2025年は、ひとり一人の中に必ずある「愛」を、食を通して体感し、分かち合えることができるように、今年も新たな挑戦を私たちは行う予定です。
平和は外からはじまるものではなく、先ずは、自分自身のなかからはじまります。
平和を願いながら毎日不機嫌に不平、不満を抱えた言動で過ごしていては意味がありません。

毎日囲む食卓は、感謝ではじまり、感謝で終える。文句や不平、汚い言動や噂話の場や時間にはしないこと。
毎回口にする食事には、感謝のおもいでいただくこと。どんな食事や食材にも多くの労働や手間が掛かっています。
命をいただくこと。つくってくれた人。運んでくれた人にも感謝しながら、いただくこと。

「食卓コミュニケーション」から「食育コミュニケーション」の事業を開始してから26年目。
日本食育コミュニケーション協会を設立し、21年になります。
私にとって、先人たちの知恵を次世代に伝承することが、自分の命を懸けて取り組みたい事業です。そして、自分の人生を通してわが子を含め愛し抜きたい存在のために生き抜くことこそ、愛に生きる平和な生き方だと信じています。

他人からは全く評価もされず、ときには愛する対象者(物)から受け入れてもらえないかもしれません。それでも自身が覚悟して愛する存在に出会えた喜びと感謝を胸に、生き抜く人生こそ素晴らしく意味があり、自身と世界と未来の平和に通じると確信しています。

平和に通じる「愛」する存在との出会いと生き方を、「食」を通してぜひ、ご一緒に今年も体感してください。
先ずは感謝で囲む食卓を1回でも多く…はじめてみましょう。

全国大会の画像