忘れられない3週間
- 2022.06.21
16歳のとき単身渡米したのは“愛の研究者“になりたい!とおもったからでした。その一年前に『葉っぱのフレディ』の著者で南カリフォルニア大学教授の故レオ・ブスカーリア博多の本に出会ったことがきっかけでした。大学では『愛の教室』を開講していたブスカーリア博士。同僚らには冷やかされながらも人生を懸けて「愛」とは何かをそれぞれの生き方を通して語り合い、学び合い、成長し合える場づくりと機会をつくっていました。著書『LOVE』は全米で記録的なベストセラーになり、私は15歳のときに草柳大蔵訳『自分らしさを愛せますか?』(三笠出版)としてはじめて読み
衝撃を受けました。何度何度も繰り返し読んだ後、どうしてもブスカーリア博士のいるアメリカに行って学びたくなり一人で飛び立ち現地のアメリカンファミリー宅にホームステイしながらおよそ4年間かけて現地の高校を卒業することになりました。(アメリカは日本の中3からがハイスクールとなります)あれからおよそ22年が経過しました。「食」を通して愛を伝えたいとこれまでいろいろとチャレンジしてきましたが、その枠をそろそろ外して新たなチャレンジをスタートする時期に入りました。生き生きと年を重ねたり、過ごしている人たちは、自分を“愛している人“だと感じていたからです。自分を愛することはどんな自分をも受け止め、どんなことが起ころうとも自分の可能性を信じられる人です。他人軸ではなくいつも自分軸で生きている人です。私もブスカーリア博士のように他人から冷やかされようと、ときには自分の意図に反していても、本来の自分のミッションに生きます。久しぶりにこの人と!!と思えた出会いのもとに素直に愛を語りつづけ、伝え合い、学び合い、成長し合いたいと思っています。いよいよスタートです!この自分の原点とミッションに気づかせてくれて、ありがとうございます。