「ぜんざい」ではじまった元旦の朝です。
みなさま、
「新年あけまして、おめでとうございます」

初日の出を拝みに雪チラつくなか軽く家のまわりを散歩して、
家に戻り、冷えたからだを温めてくれた「ぜんざい」。
小豆の甘さがからだの芯からほっこりとさせてくれました。

お正月に欠かせない「豆」ですが、
「まめに働く」「まめに気がつく」「まめな人」など、
“まめ”を使う言葉には良いイメージがありますね。

実は、こちらの”まめ”は
正しくは、
「忠実／実」と書きます。

労苦をいとわず物事にはげむ。
勤勉。
からだが丈夫なこと。
などの意味だそうです。

おせちに欠かせない「黒豆」もそうですね。
「この一年もまめに働けますように」の願いが込められています。

元旦から「豆」をいただき、
忠実（まめ）に、実（まめ）る一年でありますように。

皆様とともに、2022年も佳い年でありますように
こころよりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年元旦
日本食育コミュニケーション協会
一般社団法人あしたの食卓研究所
代表 石原奈津子