生きる目的
- 2021.05.21
「食育」の原点は、いかに幸せに生きるかを追求することである。
まさに、生きる目的を実践するのが「食育」だ。
生まれてこの世に命を授かった意味は、幸せに生きることだとおもう。
この「幸せ」という解釈は人それぞれなので、説明するのはなかなか厄介だ。
ただ、
私がおもう幸せとは、
日々繰り返すささやかな出来事や見聞きすることのなかに
「喜び」や「感謝」を素直に感じることだとおもっている。
あたりまえのような「食べる」という行為に感謝し、
目の前の食事や食卓を「喜び」いただけること。
しかし、わたしたちは時間に追われ心ここに在らずの「食事」をいただいてる
ことも少なくない。
昨夜、何を食べたのかさえ忘れたり
しっかりと味わっていない「食事」もある。
だからこそ、ときに立ち止まって「美味しいね」
「つくってくれて、ありがとう」と笑顔で言える食卓を囲み、
「食」って大事だね。ありがたいねと、
ともに話せたり、感じ合えたりする瞬間を増やしていきたい。
それが、「食育の日」。
「食育コミュニケーター」の皆さんが店頭で企画してくださる日。
「食卓カウンセラー」の皆さんが家庭や地域で開催してくださる日。
ささやかであたりまえのなかに生きる目的である
「幸せ」を感じることができる「日」です。
そんな「日」がもっともっと地域のなかに足元で
どんどんひろがりますように。。。