いかに働くかは、いかに生きるか。
- 2018.11.14
今年に入って二度目の訪問となった伊那食品工業株式会社 本社。
今回も川上学工場長に工場内をご案内いただき、塚越寛会長、塚越英弘副社長から
直接、お話しを伺う有難い機会を頂戴した。
トヨタ自動車の豊田章男社長も経営の師と仰ぐ塚越寛会長。
今や世界中から経営者はじめ各分野のリーダー達が塚越会長に会いにやって来る。
そこに求めるのは、経営姿勢および生き方についての指針でもある。
「人生のなかで多くの時間を会社で過ごすなら、会社は従業員を幸せにする場所
でなければいけない」
その信念は決して揺るがない。
伊那食品工業の社屋にある有名な100年カレンダー。
「あなたの誕生日もこのなかにあるけど、あなたの命日もここにあるよ」
今日。いや、「今」を、どう生きるかを問われる。
それは、いかに今日を過ごすのか。
仕事を通してどう生きたいのか?
幸せにいきるためにできることを考え、行動しなさい。
そんな強いメッセージがある。
働くことは、生きること。
それなら幸せに働けることをどんどんしていこう。
先を読みながら、今をより快適に過ごすこと。
売り手よし。買い手よし。世間よし。
そして、「将来よし」の゛四方よし”。
将来よしをも見据えて「いま」を見ると、急激な変化や拡大や進化という
目に見えるものでは評価も価値も見出さないはずである。
そんな、「年輪経営」を、生き方を通して示しているのが
塚越寛会長である。